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FM軽井沢 開局25周年にあたって

わからないのが当たり前
2026年8月1日、FM軽井沢は開局25周年を迎えました。
25年の歴史の中で、私が代表に就任し、関わっているのは約4年です。
4年/25年。
つまり、代表就任以前の21年/25年を、私は知りません。
もちろん、どのような出来事があり、どのような経営状況を経てきたのかは把握しています。
しかし、その間にどんなドラマや思いがあったのかを、本当の意味ではわかっていません。

そこで今回、この寄稿を機に、私の知らない21年を知る皆さんに聞いてみました。
「FM軽井沢の25年は、どうでしたか」と。
「ほとんどの時間が大変だったけど、楽しいこともたくさんあった」
開局当初から放送に携わるスタッフは言いました。
「ここ数年で、そんなに業績が良くなったんだ」
数年前に退任した元役員は驚いていました。
「FM軽井沢で番組を提供することで、自社の価値も上がります」
最近お付き合いが始まったスポンサーからは、そんな言葉をいただきました。

改めて感じたのは、FM軽井沢の「今」は突然生まれたものではないということです。
さまざまな困難に立ち向かい、悩み、模索し、それでも次へとつなぎ、FM軽井沢に尽くしてくれた多くの「NAKAMA」がいた。その積み重ねがあってこそ、今があります。

25年の軌跡
軽井沢エリアのラジオ局として誕生したFM軽井沢も、決して順風満帆な25年ではありませんでした。
2013年、UOHの前身であるOakキャピタルとの出合いをきっかけに、一つの潮目が変わります。しかし、すぐに業績が好転したわけではありません。
ラジオ放送にとどまらず、チケット販売、フリーペーパー、音楽・スポーツイベントなど、さまざまな事業に挑戦してきました。
親会社の支援を受けながら、耐え、挑戦し、模索を続けて、現在のFM軽井沢があります。

私が代表に就任したのは2023年。
就任当初は、赤字体質にあったFM軽井沢を、持続的に成長できる健全な会社へと変えていくこと。そのために、まず取り組んだのが、収益力の向上と黒字化でした。
「案件で目指すべきは、単なる売上高ではない。工数 対 売上総利益額が大事!」
そんな言葉を呪文のように繰り返しながら、スタッフの皆と何度も話を重ねた日々を、今でも昨日のことのように思い出します。

次へ、その次へ
FM軽井沢は、直近3年連続で、実質的な増収増益、黒字着地を達成し、掲げた目標の到達が近づいてきました。
そしていま、計画していることがあります。
その計画が形になったら、次にやりたい計画があります。
次も、その次も。
それは、25年の積み重ねから生まれる「衝動」であり、これから始まる新たな25年の「鼓動」でもあります。

私は、これまでFM軽井沢に関わってきたすべての皆さんに、こうお伝えしたいと思います。
「これまでの25年で得たFM軽井沢の財産は、必ず未来へ届けます!」
私は25年のすべてを知りません。
わからないからこそ、これまでを知る人たちの言葉に耳を傾ける。そして、受け継いだものを成長させ、新しい価値を加え、将来、次の人たちへ渡していく。
それが、いま代表を務める私の役割だと思っています。

FM軽井沢にとっての、新たな「1年/25年」は、もう始まっています。

軽井沢エフエム放送株式会社
代表取締役 鈴木 謙太郎

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