MESSAGE

新年のメッセージ

あけましておめでとうございます。

2025年。21世紀になって、4半世紀が経とうとしている。20世紀の2度にわたる世界大戦への反省や大国同士の冷戦の緊張が解放されたことによって、21世紀は、普遍的な価値観が世界に広がり、グローバル化が進み、国連など国際機関を中心にして、多極化した国際秩序が形成されていくものだと期待されていた。

しかし、現実は、ヨーロッパや中東での戦火での広がりに対して、国際機関は秩序を回復させることができずにいる。また、米国では、脱グローバルな保護主義政策を推し進めることを民衆が支持する状況が生まれている。そして、英仏独のような欧州主要国でも、日本、韓国、インドなどアジアでも現政権に対しての不満が噴出している。

この状況の背景にあるのは、富の格差の広がりと、貧困から抜け出す術をもてない大衆の絶望感だ。コロナ禍が終わった世界では、インフレによる経済的な負担が増している。金利のない世界に慣れていた負債を持つ多くの大衆にとって、金利のある世界への移行は、負債への金利負担でさらに生活を苦しめる。そんな大衆に向け「約束できない希望」を勇ましく、無責任に公言することで、極右や極左への大衆からの支持も高まっている。

自分さえ良ければ、自国さえ良ければ、という考え方になってしまっては社会は衰退する。人は一人で生きられず、国は自国だけでは生き残れない。どの国にも価値がある。どの人にも価値がある。お互いの価値を認め、それを共有し、シェアして、活用していくことで、社会全体は発展していく。

20世紀に発明されたインターネットは、21世紀に通信のブロードバンドが普及するに伴い、人々の生活の一部となり、ガスや電気と同じような社会インフラへと変貌した。20世紀に発明されたコンピューターは、その計算速度を指数関数的に成長させ、21世紀に普及し始めたAIは、自己学習能力を持つ汎用AI(AGI:Artificial General Intelligence)へと進化していく。

私の住んでいるサンフランシスコは自動運転タクシーが普通に走っている。最近は、自分の「クルマ」を運転する時も、ほとんど自動運転。目的地を設定すれば、クルマがほぼ勝手に連れて行ってくれる。ただし、居眠りをしたりすると、クルマに「ちゃんと前を見てろ」と注意されて叱られる。人がクルマに指示をして運転させているのではなく、クルマに監視され指示されている人が車内に乗っている、と言う感覚になる。より高度化される通信インフラにAGIが繋がる社会は、私たちが今まで生活してきた慣習を変えるものになるに違いない。

私たちUNIVA グループには、あなたの会社を含め、さまざまな事業セクターの会社がある。政治的、経済的な社会の変化や、技術革新による社会の変化は、我々を取り巻くそれぞれのビジネス環境にも影響を与える。

そのような変化を活かし、ビジネスを成長させていくには、さまざまな知恵=ナレッジが必要だ。

あなた自身にナレッジがある。
あなたの会社のNAKAMAにもナレッジがある。
グループの会社のNAKAMAにも別のナレッジがある。

環境変化を活かすために、是非、知的資本(ナレッジ・キャピタル)を統合し、共創して、あなた自身を成長させていってほしい。

あなたという人的資本(ヒューマン・キャピタル)の成長が、あなたの携わる事業を、そして、UNIVAグループ全体を成長させていくことになるのです。

さて、今年は「巳年」。 蛇は脱皮を繰り返すことから、再生や復活のシンボルとも言われている。 また、蛇は金運を上げる縁起物でもある。

巳年の今年は、グループにとっても、各社にとっても、再生し、復活し、金的資本(フィナンシャル・キャピタル)を上昇させていく1年にしましょう。

今年も一緒に頑張りましょう!

UNIVAグループ
会長 兼 グループCEO
稲葉 秀二

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