UNI-SQUARE

UNP Healthcare Vietnamの挑戦
女性のパワーで未来をつくる

UNI-SQUARE11月号の特集は、11月に1周年を迎えたUNP Healthcare Vietnam(UNPHC)をご紹介します。 2022年11月、ナチュラリープラス・ベトナム(NPVN)がUNP Healthcare Vietnamとして新たに開業したのには、ある理由がありました。それは2020年にNPVNがMLMのライセンス更新ができず、ビジネスモデルを代理店ビジネスに変更せざるを得なかったからです。「たとえMLMというビジネスモデルができなくても、違う形でベトナムの人たちを健康に導きたい」という強い想いから生まれたのがUNPHCです。今回は、UNPHCの1年の歩みとUNPHCの未来を、責任者である石川良江さんに伺いました。
石川さん、この度はありがとうございました。


MLMから代理店ビジネスへ

MLM(Multi-Level-Marketing)の法務は国ごとで大きく異なります。ベトナムでは2018年から非常に厳格になり、この規制強化によってベトナムのローカル社も含め、約9割の業界企業が新法に沿ったライセンスを取得できない状況に陥ったのです。NPVNもライセンス更新が叶いませんでした。

ビジネスモデルを代理店システムに変更し、今後もベトナムの人たちを健康に導きたいとUNPHCを2022年11月に開業します。その責任者として白羽の矢がたったのが当時ナチュラリープラス・タイのGMである石川良江さんでした。MLMから代理店ビジネスになるというのは実質どんな変化があるのでしょうか。

石川さん

「全てが違います。MLMビジネスはピラミッド型の収益構造を持ち、会員の方は商品を売るだけでなく、新規の会員を誘引することで売り上げを得られる仕組みです。代理店業は、会社対個人のビジネスで、お客様が購入した商品に対して会社がコミッションを払います。トップ会員さんの場合は、MLMの時とは比べ物にならないほど収入が減ってしまいます。当然、不満も募りますよね。そういった会員さんの声に耳を傾けながら、新たなビジネスシステムの構築をしているところです」

現在の代理店様の98%はNPVN時代からの会員さんです。NPVN時代でのトップ会員さんである現代理店様とは月に一度はミーティングをして、どんなシステムだったら不満がなくなるか、どんな配慮をすれば嬉しいか、など率直な意見をヒアリングしています。紹介した人にも、紹介された人にもメリットがあるようなビジネスシステムを構築し、新規代理店の獲得を目指します。

知名度ゼロの会社が「知ってもらう」ために

UNPHCが直面するもう一つの課題は認知度がゼロなこと。そこで、より多くの人に会社の存在をアピールするため、イベント開催やブース出展、ミーティングに出席するなど精力的に動きます。この1年間、UNPHCが参加したイベントや展示会は以下の通りです。

2022年11月:開業、OPENINGイベントの実施
2022年12月:MOH主催のミーティングへの参加
2023年1月:ホーチミンマラソンへのブース出展
2023年3月:テトパーティー開催
2023年4月:VIETNAM LEADING BRAND AWARDS 2023で金賞受賞
2023年8月:ダナンインターナショナルにOLEMIOブースを出展

「宣伝プロモーションに関しては、MLMの時は必要だった政府への申請がいらなくなったことでスピード感は圧倒的に飛躍しました。6月には念願の『OLEMIO』発売も開始でき、社員の士気も上がりましたね」

プロモーション活動の他にも広告出稿やSNSなどの広報活動も功を奏し、問合せも増えてきたといいます。

「ウェブ広告だけでなく、TV広告も活用することで信頼度を獲得することができました。知名度が低いUNPHCにはかなり効果的でしたね」

女性のパワーでベトナムを健康に

現在、UNPHCは10名の社員がいますが、全員女性です。トップ代理店も全て女性で、その他のお客様もほとんど女性なのだとか。

「私ともう一人を除いてはNPVN時代から継続して働いてくれている社員です。ベトナムの女性はとても逞しく働き者です。現に女性の就業率も上昇傾向にあります。ベトナムってカフェがたくさんあるんですが、ゆっくりコーヒーを飲んでいるのは男性ばかりなんです。私個人の意見ですが(笑)」

シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、そしてベトナムと東南アジアに14年住んでいる石川さん。ベトナムは交通インフラが不便というデメリットも、会社から徒歩5分のところに住むことで快適なベトナムライフを送っているそうです。早々に新しい職場や仕事にも慣れたそうですが、実際、女性だけの職場は難しいこともあるのではないでしょうか。

「今は、社員みんな仲良いですが、私に辞令が出てベトナムに来てすぐの頃は、みんなあまり仲が良くありませんでした。ミーティング中にケンカしだすんじゃないかということも何度かありました(笑)」

現在、アカウンティング2名、人事総務1名、法務1名、オペレーション3名、企画/デザイン1名で構成されているUNPHC。以前は社員同士のコミュニケーションがまったくなく、石川さんに伝書鳩のようなお願いも多かったそうです。

「社員のコミュニケーションが改善した大きなきっかけは朝礼です。以前は月に一度の朝礼で私が一方的に話していたんです。それを毎週月曜日にして、各部署が業務の進捗や予定などを社員全員に共有するようにしたら社員間の理解がグッと深まりました」

それ以外でもお酒が好きな社員たちにご飯を積極的に誘うなど、コミュニケーションの機会をできるだけ設けたといいます。

「ベトナムの方って基本的にとてもフレンドリーなんです。だから、ちょっとしたきっかけがあれば仲良くなれると思ったんです。それに加え、個人が努力してくれたおかげで今のアットホームな雰囲気があります」

UNPHCの未来

MLMでなくなった今でも、インセンティブツアーを開催しているのは何故でしょうか。

「MLMではインセンティブツアーが会員さんのモチベーションを上げる不可欠な施策です。今の代理店様はほぼ昔の会員さんですので、この伝統を一気になくすことには難があります。でも、これまでナチュラリープラスとして参加していた『FESTA』や世界的なイベントには、今後は一切参加できません。これは元会員の方にもお話ししてご理解いただいています。UNPHCとして年3回のインセンティブツアーを企画しています。MLMの時とは達成条件などは異なりますが、1年を通して達成条件が高いツアーと、日本と台湾に行ける半年ごとのキャンペーンを企画し、代理店様も楽しみにしてくださっています。今後も喜んでいただけるキャンペーンを企画したいです」

1周年を迎え2期目に突入するUNPHC、直近の目標を教えてください。

「まずはビジネスシステムを変更して新規代理店を増やすことが第一です。そして新製品の年内ローンチを目指しています。『IZUMIO』や『OLEMIO』はナチュラリープラスの製品ですが、今度の新製品はUNPHC初のオリジナル製品です。サプリメントですが、肌の水分量や腸内環境の改善などが期待される自信作です。早くベトナムの女性たちに届けたいですね」

NPVN時代のインセンティブツアーの支払いも終わり、利益を出しやすい体制になったUNPHC。今期の売上目標は前年比110%で黒字化すること。最後に、中長期の目標も石川さんにお聞きしました。

「ベトナムの方に喜ばれる高品質な製品をお届けすることで、ベトナムの方を健康に導きます。結果として、ベトナムの方に愛され、末長くベトナムに根付く企業を目指します」

石川さん、ありがとうございました。
UNPHCの皆さん、1周年おめでとうございます!

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