MESSAGE
新年のメッセージ
明けましておめでとうございます。
一昨年に勃発したウクライナの戦争が終わるどころか、昨年にはパレスチナでも戦争状態に陥った。20世紀は「世界戦争の世紀」と言われるが、21世紀の今、人間は、なぜ、同じ過ちを繰り返すのか。
人間はそれぞれ自我を持ち、欲望を多く内に秘めた存在である。その欲望は自己の外に向けられる性質のものであるから、人と人の間に利害関係が起こることは避けられない。
戦争が他の動物に見られない人間特有の行為であり、戦争は人間存在の矛盾を余すところなく発揮していると言える。その理由は、戦争は人間に与えられた高度な「理性」を最大限に働かせるけれども、その理性は、人間存在の奥深くに渦巻く、欲望、野心、怒りなどの「反理性」、すなわち「煩悩」の上で展開しているからである。
国家においての政治的な利害関係の衝突の最悪の「解決手段=打ち手」が、普通に平和に暮らし続けた人々を死の犠牲に追いやる「戦争」だ。そして、その破壊により、人々が歴史をかけた文化をも破壊していく。
人間の欲望は自己の外に向けられる性質のものであるから、ビジネス活動においても、人と人の間に、企業と企業の間に、利害関係が起こることは避けられない。
我々、UNIVAグループが目指している「共創資本主義」は、その「利害関係」を「利利関係」にしようというものだ。「自己の欲望のため」だけでなく、「他社(者)の欲望のためも」で、ビジネス活動を捉える。
何かを実現したいという「欲望」が、成長のエネルギーであることも事実。その成長エネルギーであるお互いの欲望を、統合して、大きな成長を生み出す。
それが、Unite the Values。
UNIVAというフレーズの元に集う、未上場グループである「UNIVA CAPITAL」と、上場企業グループである「UNIVA Oak」。それぞれの立ち位置を活用し合うことで、自らでは成し遂げない成長への手がかりを掴めることがあると思う。
そのための大前提が、「知る」ということ。
相手を知らずして、共創なし。
コミュニケーションの基本は、相手を知ること。
まずは、自分の隣のNAKAMAをちゃんと知ろう。
自分の会社のNAKAMAを知ろう。
自分のグループのNAKAMAを知ろう。
世界って何だろうと考えると、実は、今の自分の手の届く範囲なんだよね。自分の手の届く範囲の「欲望」を統合して、成長を目指してほしい。それをみんなが繋げていけば、地球全体の欲望をカバーできるようになるはず。
共創資本主義の実現。
Unite the Values.
UNIVA。
今年も一緒に頑張りましょう。
UNIVAグループ
会長兼グループCEO
稲葉 秀二