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未来プロジェクト2024編

最近は北海道内を移動している方が東京で働くよりも多くなってしまいました・・・
さて、UJPの未来プロジェクトのその後です。

2023年は、北海道で最小人口(1300人)の町、幌加内町に東京からのビジネスパースン向け
シェアオフィスを2拠点設計実施。(適正な入札にて獲得しています!)

https://www.horokanai-satellite.com/

そして、2024年は、自治体では初となります垂直両面太陽光の実証試験を幌加内町、Suichoku-Solar社(ドイツ日本法人)、ユニヴァ・ジャパン、ノースエナジー4社で実施開始をしました。

垂直両面太陽光??
私も1年前までは、そんなものが世の中にあるのか?ということすら知りませんでした。
昨年の今頃のことです。私がノースエナジーの役員に就任したくらいの頃です。
幌加内町長と話をしていた際に
「町長、この町には太陽光ないけど、なんで太陽光設置しないんですか?」
町長いわく
「社長、幌加内の積雪3メートルなんだわ。そんな雪降ったら、こわれちゃうしょ。(北海道弁)」
あ、なるほど!!!でも、その時にひらめきが!
(垂直に立てたら、壊れない!垂直のソーラーを探そう!・・・心の声)
その後、急いでノースエナジ―の部長に垂直ソーラーを調べてもらい、遂に発見!
ドイツの日本法人が、既に豪雪地帯に数基の実績を持っていることがわかり、早速コンタクト。
そして、最初のコンタクトから3ケ月後には、幌加内町長はじめ町議会の承認もとりつけ、豪雪地帯での自治体初の垂直両面太陽光の設置となりました。

はてさて、垂直ソーラーって本当に効率良く発電するの???
と、期待と不安の中、1月~4月の実証試験結果では、なんと!!!
通常の斜め型の太陽光の発電量よりも2割近く多く発電することが実証されました!
(3月30日北海道新聞でも掲載いただきました。添付新聞)

北海道新聞PDFリンク

その秘密は、雪の反射(アルベド)です。
通常の斜め型太陽光では、冬は雪がかぶるためにほとんど発電しません。しかし、垂直太陽光はそもそも雪が積もりません。そして、何よりも雪の反射によって、地面からも太陽光と変わらないほどの反射光を獲得することが出来ます。反射光の発電量は太陽光モジュールの結晶タイプによりますが
単結晶モジュールでは、反射スペクトルの特性により、直接光以上の発電が可能となる論文もあります。
(八戸工業大学の試験結果)

ところで、雪のないときは???反射光は?
安心してください!
幌加内町のGWを開けて、やっと、積雪がなくなりました。そして、昨日、役場からラインが。
「社長、太陽光の下に、蕎麦用の腐葉土を盛ってあるから、あと、蕎麦まくだけだべさ!」
幌加内町は作付面積、収穫量ともに全国1位の蕎麦の名産地です。
そして、蕎麦の花は7月、8月と満開を迎え、幌加内町は蕎麦の白い花が一面に咲きます。
「幌加内町は年に2回真っ白になるんだわ、冬の雪と、夏の蕎麦の花とね、真っ白になるんだわ」

来週は垂直太陽光に蕎麦の種まきです。
あ、この原稿が掲載されてるときには、もう真っ白な蕎麦の花に囲まれて垂直太陽光が元気に発電してますね!

株式会社ユニヴァ・ジャパン 代表取締役社長 姥谷 芳昭

2 COMMENTS

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“vol127-message JPN” への2件のフィードバック

  1. 朝倉昇誠 より:

    姥谷さん、記事読みました。すごい発想の転換ですね。
    まさにコロンブスの卵。これは北海道中に展開できる可能性がありますね!
    というか、他の地域はどうしているんだろう???という話です。
    役員会で、いろいろと聞かせてください!

    • うばたに より:

      垂直ソーラーはもともと、ドイツで牧草地帯での営農ソーラーとして使われ、日本へ上陸したのが3年ほど前。でも狭い本州の農地ではほとんど売れず、昨年北海道の豪雪地帯の幌加内で実証試験をしてみたら、雪でめちゃくちゃ発電することが判明した次第です。そこを後追いで、この春から大手2社が参入し始めたところです。これからは積雪×営農でのトップブランドとなることを目指します!

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