UNI-SQUARE

3人制バスケ「3x3」日本に新リーグ誕生
UNIVA RBL 世界への挑戦

かつて“ストリートバスケ”として知られていた3人制バスケットボール「3x3(スリー・エックス・スリー)以下、3x3」は、今や世界的なアーバンスポーツとして、その熱狂は世界中に広がっています。2020年の東京オリンピックで正式種目となり、その注目度はますます高まるばかり。試合時間10分で3人で試合出来るからこそのスピーディーな試合展開が魅力のスポーツです。

そんな3x3の世界で、自らリーグを創設し、日本を拠点に世界に挑んでいるのが2025年4月に創設したUNIVA RBLです。UNI-SQUARE 11月号では、RBL 創設者であり、UNIVA RBL代表取締役社長のロヒト・バクシさんに、バスケットボール界の常識を覆す壮大なビジョンについて伺いました。


スポーツで世界を繋げたい

ロヒトさんはかつてプロの3x3選手として活躍し、2016年には日本リーグで優勝経験を持ち、世界を舞台に活躍後2017年に引退。その後、投資や不動産事業で成功し、現在はインド、ヨーロッパや日本など、世界を飛び回るジェットセッターとして活躍している実業家です。そんなロヒトさんが、なぜ日本で3x3リーグを立ち上げるのに至ったのでしょうか。

「日本ではスポーツを応援するだけではなく、育てる文化があり、私はそれに惹かれて日本でプロリーグを作りたいと思いました。3x3は もともと北米で楽しまれていた3人制のストリートバスケが起源です。当初は統一されたルールがなく、自由なスタイルでプレーされていました。その3x3を正式なスポーツに確立させたのが、今は亡きパトリック・バウマンです。FIBA(国際バスケットボール連盟)の元副事務総長で、3x3バスケットボールを正式種目にし、競技人口の増加や企業がクラブチームを持つ事で世界のタイトルを取れる仕組みを作ってくれました。アメリカが独占するバスケットボールを、3x3の世界で新たな国が世界のタイトルを取れスター選手をも作れる仕組みにしてくれました。

5人制のバスケットボールでは到底メダルが取れない国でも、3x3なら世界でトップを獲れるんです。例えばモンゴルがそうです。『3x3には世界を変える力がある』そのビジョンに惹かれたのは大きいと思います。」

今さら聞けない!「3x3」のルールや魅力って??

本題に入る前に、バスケットボールに詳しくないNAKAMAのために、3x3のルールについて簡単に説明します。

3x3は、5人制のハーフコート(ゴール1つ)を使用し、1チーム3人(ベンチに1人置けます)で戦います。試合時間は10分で、ラインの内側からのシュートは1点、ラインの外側からのシュートは2点となります。10分以内に21点に到達したチームや10分を経過した時点でより多くの得点を獲得したチームの勝利になります。ボールを保持できる時間が12秒と短く(5人制の半分)、攻撃のスピードが求められ、よりエキサイティングなゲーム展開を楽しむことができるのが3x3の最大の魅力です。

実は、日本にはたくさんの3x3のプロ選手がいて、チーム数も300以上存在します。それなのに、あまり一般には知られていません。

「2014年に日本初のプロリーグが発足し、3x3の普及を牽引してきました。リーグには年々多くのチームが参加し、競技人口も増加傾向にあります。しかし、認知度が上がらない要因の一つが、これまでPR活動に予算をかけてこなかったからだと思います。また、チームとして安定的に運営を続けるためのビジネスモデルが確立していないため、選手たちはプロでありながら、競技活動だけでは生計を立てることができず、他の仕事を掛け持ちする日々を送っています。しかし、ヨーロッパのトップ選手は年間数千万円以上稼ぐ選手もいるんです。私は、日本の選手が3x3一本で生活できる環境を作りたいと思っています。」

その熱い想いがロヒトさんを突き動かしています。

これまでにない新しいプロリーグの設立

そんな熱い想いを抱き、2025年4月にUNIVA RBLを設立しました。

「私たちが立ち上げた『Royal Basketball League(以下、RBL)』は単なるプロリーグではありません。スポーツとビジネスの理想的な循環を生み出すという構想のもと作られました。RBLは成功者たちが集い、ビジネス交流を深め、自社の事業を拡大するためのメディアプラットフォームになれる構造にしております。そこで生まれた利益を再びリーグに還元し、選手たちの待遇を改善していく。これがRBLのビジネスモデルです。」

元プロ選手であり、リーグオーナーであり、実業家でもある ロヒトさんならではの視点が活きています。

「RBLの強みは、私がスポーツマーケティングとかスポーツビジネスの経験があること。さらには、私を通じてインドや海外のネットワークと繋がれることだと思っています。リーグに関しては、選手目線で選手ファーストのリーグづくりを目指しています。直近では、まず日本のチームを12チーム入れようと考えています。現在は、チーム加盟金は取らず、スポンサーが収入源としております。」

まさに動き始めたところですが、手応えの程は?

「まず、名古屋でNagoya Lite Questを成功させ、この実績を元に2026年から本格的にリーグをスタート出来るようにすでに動いております。」

まさにロヒトさんの執念と情熱によって、9月20日と21日に名古屋城を舞台にプレリーグが実現しました。名古屋城に週末に訪れる2万人の人々に、RBLの熱狂を届ける絶好のチャンスと捉えたのです。

「この大会は私たちが目指すリーグのレベルを、世の中にアピールするための場として最高の舞台になりました。」

世界を見据えて、未来を変える

イベントを無事に終えて、今後の展望は?

「来年は東京から始まり、名古屋、大阪、九州などでリーグを開催し、ファイナルは東京で開催する予定です。その先は、全国47都道府県も視野に入れ、スポーツを通じた地方創生に貢献できるよう国際大会の開催 によるインバウンド促進、雇用創出、さらには開催都市の若者に対する国際的な視野を広げる啓蒙活動を推進していく予定です。

もちろん世界も見据えています。2027年にはインド、2029年にはオーストラリア、そしてシンガポール、UAEへと、毎年新たな国にリーグを拡大していく計画です。」

アスファルトに響くドリブルの音、フリースローラインに引かれた一本の線、そして、スピードと技で競う6人の選手たち。9月に名古屋城に響いたRBLの熱狂は、まだイントロにすぎません。

世界の3x3競技の発展と、スポーツが持つ無限のパワーと感動を届けることで、ボーダレスで豊かな社会の実現を目指すRBLの物語を、これからも楽しみにしています。

ロヒトさん、この度はありがとうございました!

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“vol143-uni-square JPN” への1件のフィードバック

  1. 鈴木隆之 より:

    RBLこれから盛り上がりを魅せるでしょう!RBLチームも頑張れ!

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